私の経験した増築、そして引越し

五年前に私の実家は増築を行いました。

それまで私と両親、それから父方の祖父母の5人で暮らしていたのですが、私の弟が産まれ、成長するに際して部屋が足りないという話になり、増築することにしました。また、母と父方の祖父母の関係が悪化し、母が二世帯住宅にしたいとの意向を示したため、増築した部分については祖父母のスペースと私達のスペースを区切り、鍵をつけることにしました。

当初の予算は300万で、こじんまりとした増築の予定だったのですが、建築会社の人と話していくうちにどんどんこだわりが増え、最終的には倍近くかかってしまいました。

確かに予算は大幅にオーバーしましたが、せっかく建てるなら希望を叶えることも大事だと思います。装飾用の棚やシアタールームなど贅沢が散見される家ですが、そこでインテリアや趣味を楽しんでいる両親を見ると、ある程度の出費は惜しまないことも大切なのだなあと思い知らされます。

私は昨年から、大学に進学するにあたりそのような増築をした実家を離れ、県外で一人暮らしをしています。

一人暮らしをするにあたり、合格発表の前から物件探しをしていました。県外に娘を出すのは親としてもとても心配だったようで、家賃は多少高くても安心できる物件を探していました。

当初は女子寮を探していたのですが見つからず、下宿にするかオートロック付きのマンションにするか男女共同の寮にするかで悩んでいました。

私の地元と進学先は新幹線を使っても6時間はかかる離れた場所なので気軽に現地で物件探しをするわけにはいかず、インターネットで予め調べた情報を元に受験や合格発表の日の限られた数日を使って実際の部屋を見に行きました。

最終的に、重視したのは大家さんでした。いくらオートロックでも大家さんが居なければ襲われた時に助けを呼べないし、親としても非常時に大家さんと連絡がつかないのは心配でした。

いつ電話しても出てくれる親切な大家さんの居る物件に決まり、今でも安全で快適に過ごしています。